直島へ!(1)

お休みを利用し、香川県の直島へ行って来ました!


直島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。
フェリーで岡山県宇野港より15分、高松港からは50分という場所に位置しています。



1992年のベネッセハウス開館から『自然とアート』『歴史とアート』をキーワードに
アートプロジェクトを行なっており、アートを軸にして町を再生していくことを
目指してプロジェクトが進められている島になります。


安藤忠雄さん設計の「地中美術館」「ベネッセミュージアム」があるのですが、



▲「ベネッセミュージアム」エントランス


それだけではなく城下町の古民家を利用した「家プロジェクト」や



▲「家プロジェクト」がある本村エリア


1994年の企画展で出品された野外作品が、多く常設作品と収蔵され
至るところにアート作品が展示されています。
島の中を歩きながら多くのアートに触れることができました。



草間彌生さん作品「南瓜」
水に南瓜が浮いているという唐突な感じを出したかったということで
この場所の展示を決めたそうです。



大竹伸朗さん作品「シップヤード・ワークス 箱の上の隔壁」



▲蔡國強さん作品「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」
中国産の太湖石36個に、中央にジャグジーバスを配置し
周囲の山や海も含めたアート作品となっています。
(ベネッセ宿泊者は事前予約すれば入浴を体験できます。)



▲ジェニファー・バートレットの作品「黄色と黒のボート」
ただボートが置いてあるように見えるのですが、実は
ベネッセミュージアムに展示されている絵画との連動作品になっています。


直島の面白いところは、ただ作品を持ってきて展示するのではなく
実際にアーティストに島に来てもらい、滞在してもらいながら
アート作品の製作・完結をしてもらうという形式を取っていることです。


次回、「ベネッセミュージアム」や「地中美術館」、「家プロジェクト」に関して
もう少し詳しくご紹介させていただきたいと思います。



▲多くのきれいな花が咲いておりました。