ドイツ・オーストリア(14)

いよいよオーストリアに入りました。
本日はザルツブルグの街をご紹介します。

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2010年11月19日(金)


ザルツブルグは「塩の城」という意味で、古来より塩の貿易で栄えてきました。
ドイツとオーストリアの国境沿いの街になります。


約90人の大司教が1000年治めた大司教国で、
大司教がイタリアとのつながりが深かったことより
イタリア風建築が数多く建てられたそうです。


モーツァルトの生まれ故郷でもあり、音楽の都として知られ
毎年7月に行なわれる音楽祭は世界有数の規模を誇ります。


1996年ユネスコ世界遺産に「ザルツブルク市街の歴史地区」として登録されました。


▼ミラベル宮殿
1606年に大司教ヴォルフ・ディードリヒよって建てられました。



現在は市長公邸として使われ、2階にある「大理石の間」では
かつてモーツァルト一家が演奏していたそうです。



写真の角度からは分かりにくいですが
シンメトリーにデザインされた美しい屋外庭園

サウンド・オブ・ミュージック」の舞台として使われたそうです。

遠くに見える丘の上の建物が、ホーエンザルツブルク城です。



▼庭園には美しい彫刻が数あります。



モーツァルトの住居


1773〜80年にかけてモーツァルト一家が過ごした場所。
この家で数々の名曲が生み出されました。
(今回は残念ながら外からの見学のみです。)



▼指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの生家


オーストリアの指揮者で
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督ならびに
ウィーン国立歌劇場の芸術監督も務めました。
日本での人気は高く11回も来日しています。
赤坂にあるサントリーホールの建設には設計の段階から携わったそうで
サントリーホール前の広場は「カラヤン広場」と命名されています。
クラシック界のみならず、広く知られたマエストロ(巨匠)の一人です。


▼ドア横のパネルには・・・


「    生家
ヘルベルト・フォン・カラヤン
1908年4月5日 生〜1989年7月16日 没」と描かれています。



▼町の中心を流れるザルツァッハ川

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初回にドイツ・オーストリア海外視察を14回に渡って
ご紹介するといいながら、やっとオーストリアに入ったところf^^;
今回は慌しいツアーでしたが沢山の見学ができました。
引き続きご紹介したいと思います。