ドイツ・オーストリア(8)


今回も引き続き、ドイツ「ニュルンベルク」の街をご紹介します。


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2010年11月17日(水)


▲中央広場 「ハウプトマルクト」


普段はこの赤と白のストライプのテントはなく広場になります。
テントで埋め尽くされているのは、クリスマスマーケットの準備のため。
ニュルンベルクのクリスマスマーケットはドイツの1位2位を争うほど大きなもので、
11月末からの開催だそうで、今回は見ることができませんでした。非常に残念です。



▼「美しの泉(シェーナー・ブルンネン)」 14世紀後半に造られた掘り抜き井戸

鉄格子の上部にリングがあり、
「3回廻す間に願い事をして人に打ち明けなければ、その願いがかなう」
という言い伝えがあります。 廻している人がいます(^^)



▼広場の東側に建つのが「聖母教会(フラウエン教会)」



ニュルンベルクはペグニッツ川で街が大きく2つに分かれています。
その中心が中央広場「ハウプトマルクト」になります。


「ハウプトマルクト」の辺りは元々は街の外れでユダヤ人の居住区でした。
しかしながら南方に街ができ、ここが街の中心地へと変わったのです。


そこで評議会議員たちは1349年、皇帝カール4世をあおり
中央広場の開設を認めせ、ユダヤ人を追い出しにかかりました。
結果、600人余りのユダヤ人が惨殺されたそうです。


600人もの死体をどうするのか?


驚くことに、街ごと埋めたのでした。
そのため現在のグランドラインは元々の地盤より6m高くなっています。


皆殺し命令を下したカール4世は教会を造り、ニュルンベルクに寄進しました。
これが「聖母教会」です。




▼「聖母教会(フラウエン教会)」 ゴシック様式




▼ペグニッツ川


▼川の上にある建物はレストランで、大変人気だそうです





▼「ケーテ・ヴォールファールト」 一年中クリスマス雑貨を購入することができるお店
日本でも期間限定でオープンし大変人気です。



▼レストラン サンタの飾りつけがされています(^^)



▼通りには青空市場が


▼美味しそうな野菜がたくさん並んでいます


そうです。2011年1月13日にご紹介したロールキャベツの、キャベツの正体はこちらでした!(**)


▲尖がっていて面白い形ですね(^^)



ニュルンベルクの街も自由時間は40分程。駆け足の見学となりました。