ドイツ・オーストリア(3)

新春を寿ぎ、謹んでご挨拶を申し上げます。
寒い日が続きますが皆様お変わりはございませんでしょうか。


私の勤める事務所は1/7に年頭ミーティング後、地元の氏神様にみんなで参拝へ行き
1/8からの通常業務開始となりました。
七草粥を食べ、鏡開きを迎えるとようやくお正月気分も抜ける気がいたします。


皆様お正月休みはゆっくりできましたでしょうか。
私は熊野古道へ行ってきました。すぐにもご紹介したいところなのですが
ドイツ・オーストリア視察の様子のアップがまだまだですので
そちらを先に行なうこととし、また改めてご報告申し上げます。
では残り12回、もう少しドイツ・オーストリアにお付き合いいただけたらと思います。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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2010年11月17日(水)



ミュンヘンのホテルをバスで出発し約3時間30分、
ロマンチック街道を通る約215kmを走行するとようやく
「ローテンブルク」の街に到着しました。


▼レーダー門


14世紀末に建造され税関と門番小屋が当時のまま保存されています。
ここを通って城壁に囲まれた旧市街へと入ります。




旧市街は中世の趣をそのまま残し、その街並みは『中世の宝石』と言われています。





街を歩くと、透かし彫りされた美しい鉄製の看板を多く目にします。




▲▼こちらはホテルですが、店先にライオンの看板が吊るされているのが分かりますでしょうか。




ホテルはライオン、肉屋さんは牛、パン屋さんは王冠をかぶったブレッツェルを2頭の獅子が支えるデザイン等々
お店の種類によって看板のデザインが異なります。


※ブレッツェル=重曹をつけて飴色に焼き上げたパン


どうしてこのような看板が?


昔は字の読み書きができる人が少なかったので
誰でも何のお店か分かるようにこのような看板がつくられたそうです。
ちなみにライオンが手に持っているのは市の紋章にで、
写真だと小さくて分かりませんが、ライオンの足元にホテル名が書かれています。


▼クリスマス前ということでどのお店のショーウィンドもクリスマスの飾りつけがされていました(^^)