奈良へ(1)

一日しか時間は取れませんでしたが、奈良へ行って参りました。
今年、奈良は平城遷都1300年になります。
残念ながら雨が降り大変寒い日となりましたが
傘を差しながら古都奈良を満喫してきました。
少しづつご紹介できたらと思います。


まず最初に行ったのは『唐招提寺



▲金堂
10年に渡る金堂の平成大修理が昨年秋にようやく終了したばかりです。
久々にその全容を観ることができました。

NHKで金堂の平成大修理の様子を特集していたのですが
この▼屋根の反りに合う木材を探すのに大変苦労されておりました。



戒壇
(出家者が正式の僧となるための受戒の儀式を行う場所)



▲▼本坊



▲本坊 塀




▲御影堂

御影堂にある、東山魁夷氏によって描かれた障壁画を見たかったのですが
尋ねたところ、6月6日が鑑真の命日にあたり、その前後3日間のみの公開になるそうです。
残念でした。





▲苔がとてもきれいでした。



▲南大門(入口)


<建築概要>『唐招提寺 金堂』
唐の僧、鑑真大和上により天平宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場として
貴族達の助成による私寺として始まった。
金堂は8世紀後半、鑑真和上の弟子の一人であった如宝の尽力により、完成したと言われている。
・寄棟造り
・大棟の両端に、鴟尾とよばれる棟飾りがのっている


※参考文献:唐招提寺 公式ホームページより