奈良へ(4)
少し間が空いてしまったのですが
2010年4月16日、4月24日、5月17日に引き続き奈良をご紹介します。
今回は『東大寺』です。
遠足シーズンだったせいか学生でいっぱいでしたが
私も中学の修学旅行以来の訪問となりました。
▼南大門 仁王像(木造金剛力士立像)
<左>阿形(あぎょう、口を開いた像) / <右>吽形(うんぎょう、口を閉じた像)
仁王像の高さは約8.4mもあるそうです。
2階建て住宅くらいの高さの木像ということですね。大きい!
にらみを利かしています。
像高(座高)=14.98m、両膝の幅=12.08m。本当に大きいです!
ちなみに、口の幅は1.33mとのこと。信じられないですね。
昔見たものは大人になってから見ると案外小さく感じたりするものですが
奈良の大仏さまは変わらないか、それ以上の印象でした。
▼東大寺盧舎那仏像 背面より
やはり奈良は壮大ですね。京都とはまた異なり
ゆったりとした雰囲気が魅力的です。
<建物概要>『東大寺 南大門』国宝建造物
天平創建時の門は、平安時代に大風で倒壊。
現在の門は鎌倉時代、東大寺を復興した重源上人が再建。
正治元年(1199年)に上棟し、建仁3年(1203年)には門内に安置する仁王像とともに竣工。
・入母屋造
・五間三戸二重門で、ただ下層は天井がなく腰屋根構造
・屋根裏まで達する大円柱18本:21m
・門の高さ:基壇上25.46m
<建物概要>『東大寺 大仏殿』国宝建造物
創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建。
江戸期には柱とする材が調達できず、芯となる槻(つき)を檜板で囲い、
鉄釘と銅輪で締めて柱とした。その為、
創建時に11間(86m)あったが7間(57m)となった。
※参考文献:華厳宗大本山 東大寺の公式ホームページより