ドイツ・オーストリア(20)
ドイツ・オーストリアのツアーの続き
最後の街、オーストリア・ウィーンをご紹介します。
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2010年11月20日(土)
朝歩きをしました。
▲ドナウ運河
残念ながらドナウ川とは異なります!
昔のドナウ川の本流が流れていたところで
人の手で掘り下げられ、もしドナウ川の水流が2.7倍になっても
カバーできるようになっているそうです。
堀の至るところがペイント落書きの被害にあっていて
日本と同じですね。残念です。
▼オフィスビルのクリスマスライトアップ
朝早かったため、まだ点灯していました。
四角いビルの角を利用したツリーのイルミネーション
素敵です。
バスでホテルを出発し、いよいよウィーン市内観光スタートです。
ヨゼフ・マリア・オルブリヒ設計「分離派会館」
オットー・ヴァーグナー設計「バヴィリオン・カールスプラッツ」
など著名な建物の前をバスは通過し
(降りてじっくり見れなかったは非常に残念でした)
最初に行ったのは『シェーンブルン宮殿』
シェーン=美しい、ブルン=泉で、美しい泉の宮殿という意味になります。
ハプスブルク家の夏の離宮として17世紀末に造営が始まり
女帝マリア・テレジア時代に完成しました。
外壁の色はマリア・テレジアが好んだ
マリア・テレジアン・イエローと呼ばれる黄色で統一されています。
庭園の総面積は1.7平方km、東京ドーム約36個分。
中には迷路式の庭園や、世界最古の動物園などもあります。
1996年末、そのすべての施設がユネスコ世界文化遺産に指定されました。
部屋の総数は1411。
そのうちマリー・アントワネットや皇妃エリーザベト(シシィ)が
使っていた部屋を含む、40室が公開されています。
マリー・アントワネットはマリア・テレジアの末娘になります。
内部は撮影禁止でご紹介できないのが残念ですが
ヨーロッパの宮殿らしい白とゴールドのきらびやな漆喰装飾から
中国風やエキゾチックな部屋など、
部屋ごとに趣向を変え、これでもかというほどの手の込んだ装飾がなされており
当時のハプスブルク家の財力はいったいどれほどのものだったのか
と驚愕するばかりです。
マリア・テレジアは、非常に政治手腕に長けており
政治的危機を救い帝国を発展させました。
16人の子をもうけたのですが、出産の際は
生んだ直後には部屋を移動し公務をこなしていたのいうのですから
本当にすごい方です。
▼宮殿前もクリスマスマーケットが開かれていました
▼ドーナツ屋さん
▼好きなクリームをその場で詰めてくれるのです
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次回も引き続きウィーンの市内観光をご紹介します。
ドイツ・オーストリア(19)
本日は、少々間が空いてしまいました
ドイツ・オーストリア(2月21日)の続きをご紹介します。
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2010年11月19日(金)
オーストリアのホテル到着後、ホテルの近くでも
大きな『クリスマスマーケット』が開催されている!
とのことで、早速出かけてみました(^^)
クリスマスマーケットはいろいろなところでやっているのですが
私は市庁舎の正面広場のところへ。
沢山のお店が出ていて子供から大人まで人でいっぱいです。
▲市庁舎
1872〜83年にかけて建てられた歴史ある建物で
ライトアップされ、とてもきれいでした。ネオ・ゴシック様式の建物です。
出店で販売されているのは主にクリスマス飾りですが
日本ではあまり見ないものが多く本当に可愛らしいものばかり。
店舗の飾りつけも素敵です。
▲▼冬の夜で冷えるため皆様、手に持っているのはマグカップ
マグカップ中身はグルーワイン(ホットワイン)です。
砂糖とスパイスが入った甘いワインになります。
最初はマグカップを買って、2杯目以降は
そのマグカップに入れてくれるので安くなります。
開催中はそのマグカップを持っていくと、
何回でもマグカップ無しの料金で呑むことができるそうです。
エコですね(^^)
とても体が温まります。
▲大きなクリスマスツリー
こちらの方は1年で一番楽しみにしている行事になるそうです。
クリスマスが終わると新年。1年の締めくくりですね。
たくさんの笑顔であふれていました(^^)
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ドイツ・オーストリア(18)
本日は、オーストリア ウィーンで滞在したホテルをご紹介します。
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2010年11月19日(金)
ハルシュタット湖からバスで約4時間半(約300km)
ウィーン市内で夕食を済ませ、ようやくホテルへ到着しました。
今回のツアーの目玉特典「デラックスクラスのホテルに2連泊」は
最終日のウィーンでした。
楽しみにしていたのですが、本当にハイクラスなホテルで
2連泊をとても快適に過ごすことができました。
私には少々贅沢だったかもしれませんがf^^;
『Hilton Plaza Vienna(ヒルトン・プラザ・ウィーン)』
▼入口を入ると
右側がバスルーム、左側が全面ミラー張りで
スーツケースを置ける棚と幅1.5mはある大きなクローゼットがありました。
▼客室
▼素敵なデスクがありましたが
ここに座ってゆっくりしているような時間の余裕はなく・・・
▼パウダールーム 全面大理石張りです
▼左側がバスタブ
▼金物は全てゴールドです
やはり白大理石とゴールドの相性は良いですね。
洗面台に向かって右側がトイレなのですが、
外国では珍しくトイレにドアがついていました。
▼トイレは腰まで大理石張りです
▼ビデもあります
▼洗面台
▼小物類も素敵でした
手前から石鹸受け、化粧水のコットン入れ、ティッシュ箱です
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次回よりいよいよ最後の街、ウィーンをご紹介していきます。
ドイツ・オーストリア(17)
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2010年11月19日(金)
「ハシュタット湖」は、オーストリア ザルツブルグの南東部
ザルツカンマーグート地方にあります。こちらには
アルプスの渓谷の合間に大小76もの湖が点在しているそうです。
ザルツブルグからは約75km、バスで1時間30分ほどでした。
ハルシュタット湖の湖畔に家々が並び立つ景観は、
世界でも最も美しい湖畔の町の一つといわれ、その一帯は
「ハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として
1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。
湖と調和した美しい古い町並みを楽しむことができます。
Hall(ハル)はケルト語で「塩」、
Statt(シュタット)はドイツ語で「場所」を意味し
古くから岩塩の町として栄えてきました。
中世には岩塩は「白い黄金」と呼ばれるほど価値があり、
ハプスブルグ家はハルシュタットを直轄地として手厚く保護したそうです。
土地が狭いので、山の斜面を利用し家々が建てられています。
上に教会があり、行くにはこの▼細い道を通って・・・
▼石段を昇りきると墓地になっていました。
ヨーロッパを訪れるといつも感じますが墓地が美しいですね
みんな同じ方向を向いているのは・・・
美しいハルシュタット湖を望めるようにでした(^^)
▼
▼墓地からのハルシュタット湖の眺め
水質は大変きれいでダイバーにも人気があるそうです。
遠いので多くのツアーがこの町まではなかなか来ないそうです。
こちらもわずか45分ほどしかお時間がありませんでしたが
気分が洗われるような美しさで、本当に行くことができてよかったです。
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ドイツ・オーストリア(16)
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2010年11月19日(金)
▲「ドーム広場」
オーストリアに入り、ようやくクリスマスマーケットがオープンしていました。
たくさんのお店が出展してます。
▼正面にあるのが「ザルツブルグ大聖堂」
最初のドームは774年、前期ロマネスク建築で、2度目のドームは
1181年〜1200年頃にかけて後期ロマネスク様式に改築されました。
その後何度か火災にあい、その都度再建され、大きく拡大していった
約1200年の歴史を持つ大聖堂になります。
モーツァルトもこちらで洗礼を受けたそうです。
1598年に大火災にあい、大部分が焼失しましたが
損傷した大聖堂を取り壊し、1614年にバロック様式にて再建されました。
上記写真は再建された部分になります。
▼正面玄関には4つの像があり
12使徒のうちの
・鍵をもったベトロス
・刀をもったパウロス
・塩の入れ物を持ったルーペルト(修道院長・初代司教)
・教会の見本を持ったヴィルギル(修道院長・行政長官)
の像になります。
▼大聖堂 ドア
素晴らしい装飾戸でした。入口はこの隣りで
▼こちらになります
3回も行なわれた落成式の様子が描かれているようです。
大変大きな鉄の扉で、開けるのも苦労なくらい重いのですが
中央の飾り下くらいに人間の頭がくる感じだったので、
高さは3〜4mはあったと思います。
▼前陣
▼天井
内部は、天井画とともに細やかな漆喰装飾が施されており
大変美しいです。
写真ではさらに天井画の茶の印象を強く感じますね。
静かな空間に柔らかな光が落ち、静寂を保っているようでした。
効果的に光を取り入れる設計がなされたそうです。
▼後陣
6000本ものパイプが使用されたこちらのパイプ・オルガンはヨーロッパ最大級になります。
1万人もの人の収容が可能で、ザルツブルグ音楽祭はこちらで幕を開けます。
▼祭壇
▼祭壇 上部 天井
再び街歩きに戻りますが
▼こちらはお菓子屋さん
換気扇の位置は残念ですが、腰板とモールディングのデザインがさすがですね。
▼ショーウィンドウには美味しそうなお菓子が並んでいました
ゲトライデ通りの脇道もたくさんのお店があり
▼こちらは、クリスマス・グッツを売っているお店の前の小路
▼お店のショーウィンドウ
赤は、やはりクリスマスカラーですね。華やかな気分になります(^^)
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ドイツ・オーストリア(15)
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2010年11月19日(金)
▲ゲトライデ通り
ザルツブルク随一の目抜き通りになります。
幅約3mの狭い通りの両側に、ずらりとショップが軒を連ね
それぞれが個性的な美しい鉄細工の看板を掲げています。
▼マクドナルドも通りに調和
外の看板は茶系とし建物内に黄色のロゴを掲げているところが
素晴らしいですね。
▼マクドナルドの鉄細工看板
看板を見ながら歩くだけでも楽しい通りです。
この通りの9番地に、モーツァルトの生家があります。
▼モーツァルトの生家
こちらの建物の4階、右側の下から3つ目の窓の部屋です。
1756年1月27日にここで生まれ7歳まで過ごしました。
現在はミュージアムとして一般公開されています。
▼入口
▲この看板の前が写真撮影スポットとなっていて順番待ちの人で溢れていました。
▼この階段を上がって生家に向かいます。
入館すると撮影は禁止なのですが、
自筆の手紙や肖像画、楽譜、初めて使ったバイオリン・・・等々
貴重なものを見ることができました。
▼左側にある建物が「ザルツブルク祝祭大劇場」
(ダス・グローセ・フェストゥシュピールハウス・イン・ザルツブルク)
「ザルツブルク音楽祭」の会場で開催中はこの広場が人で溢れているそうです。
「ザルツブルク音楽祭」は毎年夏に開催され
世界で最も高級で、かつ注目を浴びる音楽祭の一つです。
クレメンス・ホルツマイスターの設計により1960年に完成しました。
ステージの大きさは最大横32m、高さ9mもあり世界最大級です。
座席総数は2179席で立ち見席はないというのですから驚きです。
全ての座席で視界が確保され、かつバランスのいい音響で造られているそうです。
夏の音楽祭のときにぜひ訪れてみたいものですね。
手前に金色の球に乗った人の像があった為、面白いアングルになっています。
完全な状態で残る中世の城としては中央ヨーロッパ最大規模を誇るそうです。
ザルツブルグもまた自由時間40分と大変短く
お城を見るために丘の上まで上るような時間の余裕は全くありませんでした。
しかしながら、後日ドイツ・オーストリアに1ヶ月滞在した友人から
話を聞いたところ、滞在中見た建物の中で一番素晴らしかったとのこと・・・!
見る事ができず非常に残念でしたが、、、次回行く機会の楽しみにするとよいですね!
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ドイツ・オーストリア(14)
いよいよオーストリアに入りました。
本日はザルツブルグの街をご紹介します。
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2010年11月19日(金)
ザルツブルグは「塩の城」という意味で、古来より塩の貿易で栄えてきました。
ドイツとオーストリアの国境沿いの街になります。
約90人の大司教が1000年治めた大司教国で、
大司教がイタリアとのつながりが深かったことより
イタリア風建築が数多く建てられたそうです。
モーツァルトの生まれ故郷でもあり、音楽の都として知られ
毎年7月に行なわれる音楽祭は世界有数の規模を誇ります。
1996年ユネスコ世界遺産に「ザルツブルク市街の歴史地区」として登録されました。
▼ミラベル宮殿
1606年に大司教ヴォルフ・ディードリヒよって建てられました。
現在は市長公邸として使われ、2階にある「大理石の間」では
かつてモーツァルト一家が演奏していたそうです。
写真の角度からは分かりにくいですが
シンメトリーにデザインされた美しい屋外庭園
▼
「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台として使われたそうです。
遠くに見える丘の上の建物が、ホーエンザルツブルク城です。
▼庭園には美しい彫刻が数あります。
▼モーツァルトの住居
1773〜80年にかけてモーツァルト一家が過ごした場所。
この家で数々の名曲が生み出されました。
(今回は残念ながら外からの見学のみです。)
▼指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの生家
オーストリアの指揮者で
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督ならびに
ウィーン国立歌劇場の芸術監督も務めました。
日本での人気は高く11回も来日しています。
赤坂にあるサントリーホールの建設には設計の段階から携わったそうで
サントリーホール前の広場は「カラヤン広場」と命名されています。
クラシック界のみならず、広く知られたマエストロ(巨匠)の一人です。
▼ドア横のパネルには・・・
「 生家
ヘルベルト・フォン・カラヤン
1908年4月5日 生〜1989年7月16日 没」と描かれています。
▼
▼町の中心を流れるザルツァッハ川
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初回にドイツ・オーストリア海外視察を14回に渡って
ご紹介するといいながら、やっとオーストリアに入ったところf^^;
今回は慌しいツアーでしたが沢山の見学ができました。
引き続きご紹介したいと思います。